2015年3月21日土曜日

アクションカム新商品三兄弟 本命はどれ!?

 2015年3月 遂に3兄弟が揃い踏みましたね。
 私が購入したのは昨年9月でしたが、翌月にはHDR-AZ1VRが発売されました。
 何とも複雑な心境ではありましたが、毎年新製品が出るソニーアクションカム。

    欲しいと思った時が買い時!

 そう思い直し、日々の物欲に向き合う今日この頃です。


 でもちょっと待って!
 今年は新機種が3つもありますから、今欲しいと思った貴方はきっと悩む事でしょう。
 それぞれに特徴や売りがあるのですから、一つずつ検討していきましょう。


新機種を並べてみよう
HDR-AS200V        HDR-AZ1                    FDR-X1000V   












 ●HDR-AS200V
  型版から見て判るとは思いますが、AS100Vの正当な後継機と言えるでしょう。
  外見上はロゴ以外全く同じに見えますが、100Vより1gだけ重くなっています。
  今季の売りは高画質と言う事ですが、画素数は1350→880万画素と下がって
  います。画素加算はせず全画素読み出しとの事なので、簡単に言うと画像を
  デジタル化するやり方が変わったと思ってください。
  これまでは2ピクセル平均をとって画像を合成していたとして計算すると、単純に
  675→880万画素へのアップとなりましょうか。
  実際そこまで画質に差が出るかは微妙でも、ソニーらしい思い切った戦略です。
  AS100と形状も同じなので、三脚の使用時には三脚アダプタが必要です。
  防水ケースも新型になってはいますが、旧型でも問題なく使用出来そうです。
  後述のGPS、リモコン搭載の問題と絡めて、安価なAS100と迷うところですね。

●HDR-AZ1
  並べた写真を見ると大きいですが、スイマセン縮尺がそもそも合っていません。
  実際は防寒グローブの親指くらいしかない非常に小さい機種です。
  バッテリーを含めて63gと言うのは、カメラ単体としては恐らく限界に近い重さ
  だと思いますが、GPSや表示機能はリモコンに移して小さくしたってお話です。
  AZ1の写真だけ三脚アダプタが付いてますが、200Vも同様の物を使います。
  録画ボタンは上に移動しましたが、お尻に付いているよりは押し易いでしょう。
  なおこの機種だけ側面カバーを外してバッテリーを挿入します。後部からの
  スロットインではなく、パッキンも蓋の大きさに合わせて長くなりますので、
  屋外での交換の際は更に注意が必要になるでしょう。
  バッテリー容量も半分になりますが、省電力化で使用時間は2/3だとか。
  あと液晶表示は本当に申し訳程度なので、インジケーター程度に考えて下さい。

●FDR-X1000V
  今季モデルの恐らく本命となる位置付けモデルでしょうが、パナソニックに
  1年遅れての4K対応となりました。
  4Kテレビを持っていないと活かせないスペックではありますが、それ以外に
  色々と美味しい特徴があるので無視できない存在です。
  私が一番惹かれたのは三脚アダプタ不要と言うところです。 
  前述モデルの下部にアダプタ用のネジ穴がありますが、これが最初から三脚
  仕様のネジ穴なので、そのまま取り付けられるのが特徴です。
  と言うか、そもそもなんで最初からこうなっていなかったんだ!って気持ちです。
  重量や強度の問題で先送りだったのでしょうが、かなり重要な要素ですね。
  またこれによりネジ穴の位置は、前方下部からやや中央寄りに変更されてます。
  その他のスペックとしては、4K撮影すると電池の持ちが多少悪いとの事です。


新型リモコンについて



●GPS機能の移転について
  GPS関係機能がカメラ本体からリモコン本体に移った事で、GPS使用時でも
  本体側の電力を使わないで済むようになりました。
  その代り、リモコンが無いとGPSが使えない事になり、スマホGPSは利用不可。
  車載や移動系の利用でGPS機能を使いたい場合は、リモコンが必須です。

●表示機能と編集機能
  旧モデルではカメラ本体の設定変更、リアルタイムの画角確認、録画開始終了
  くらいしか機能がありませんでした。
  新型リモコンではこれに、不要ファイルの削除、リモコン画面での再生が可能に。
  旧モデルではこれが出来なかったので、この辺のニーズも判断材料でしょう。

●新型は別売りされない?
  先行発売されたHDR-AZ1のリリース時には、リモコンはセット販売のみとされて
  いましたが、3月13日より新型リモコンも発売されています。
  値段は現時点で1万3千円前後ですが、セット品とリモコン無しとの差額は8千円
  程度なので、欲しい人は最初からセット購入した方がお得でしょう。


比較を終えて最後に

特徴が明確に分かれているので、スタイルに合わせて選べるでしょう。
ポイントとなるのはオプション類なので、使いたいオプションに合わせて予算を
組む方法もアリだと思います。(やや本末転倒な気がしますが)

画質的にはどのモデルを選んでも満足出来ると思いますが、せっかく購入しても
持ち出して遊ぶ機会があまり無いと、勿体ないのは確かです。
取り敢えず持って出て、何となく撮ってみる。ウェアラブル的に勝手に撮れている
くらいの気軽さで使えれば理想だと思います。実際は身構えちゃいますけどね。

これから購入を検討される方にアドバイス。

どの製品でも一緒ですが、比較検討される場合はWEBでの検索だけでなく、
カタログ(紙ベース)での検討をお勧めします。
家電量販店で良いので貰いに行ってください。その際に、実物を展示しているのを
実際に見るだけで、印象がかなり変わると思います。

またソニーだけでなく各社色々と特色を出してリリースしています。
そんなのも含めて、一度物欲をリセットして再検討すると良い買い物が出来ますよ。

拙い記事(レビューですらない!)を最後まで読んでくださってありがとうございます。
貴方が良い買い物が出来る事をお祈りしております。

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